2019年8月23日、熊本県錦町にて、錦町環境保全型農業研究会勉強会(主催:錦町環境保全型農業研究会・錦町役場農林振興課)が開催されます。
同町で自然農法を営む犬童幸和氏・永峰典隆氏の圃場見学と、座学を通して、農地生態系を生かす環境保全型農業の水稲栽培のあり方を研鑽する勉強会です。
当センターより理事長岩石真嗣が「有機栽培における雑草や病害虫の問題解決策」と題して話題提供を行います。
どなたでも参加可能ですので、お誘い合わせの上ぜひご参加ください。
テーマ:農地生態系を生かす水稲栽培
会 場:
圃場視察:犬童幸和氏 圃場、永峰典隆氏 圃場(熊本県球磨郡錦町)
研修会場:錦町役場2F会議室(熊本県球磨郡錦町大字一武1587)
日 時:2019年8月23日(金)10:00 ~16:00
参加費:3,000円(資料代、昼食代を含む)
※弁当不要の方は、参加費より500円減額いたします。
募集定員:30名(会場の都合上、定員に達し次第申込受付を終了いたします)
主 催:錦町環境保全型農業研究会(錦町役場農林振興課内)
お問い合わせ先:永峰(090-2962-5481)
お申込方法:(公財)自然農法国際研究開発センター 知多草木農場
所定のお申込用紙にご記入の上、(公財)自然農法国際研究開発センター知多草木農場までファックスにてお申し込み下さい(Fax番号:0569-89-7642)。
農家は売れるものを作ることが大事で、売るためには品質にこだわったものを作らないといけない。売れるものができてくれば農家は作ることに専念でき、さらにいいものが作れる、という思いから、品質にこだわって作ってきたところ自然農法に行きついた。
岡田茂吉の論文を読んで自然農法を実践。慣行栽培時の8~9俵/10aから自然農法に切り替えて一時は4俵/10aまで落ち込んだが、現在は全耕地190aの中で110aの無施肥水稲栽培で6俵/10aで安定している。周辺農家が高齢化により耕作放棄地となって、集落が荒れてきているので、耕作放棄地をできるだけ預かり、将来は6~7ha程度の水田を管理して、集落を守っていきたい。