ご無沙汰しておりました。
知多草木農場より、1年ぶりの投稿です。
知多草木農場では、7枚・約9反歩の圃場で、水稲を中心に栽培を行っています。
昨年は、湛水2回代かきでほとんど草が生えなかった体験をし、それらをできるだけ再現したいと思っています。
今年の水稲栽培について、記録を残していきたいと思います。
5月2日に種もみの温湯処理と浸種を行っていました。
今日は青空のもと、早植えの3圃場分、137枚の播種をしました。
当農場では、みのる式ポット苗を使用しています。
苗を大きくでき、植えいたみが少なく、活着がスムーズなので、自然農法的には向いていると思います。
早植え分はハウスの中でプール育苗を行います。
3粒まきを目標に、2~4粒に播種量を調整しました。
播種が終わったら専用の道具を使って苗箱を運び、プールの中に敷き詰めます。
当農場のプールは床(とこ)に川砂を敷き詰めてあり、その上に根切りマットを敷いています。
全部敷き詰めたら、上から踏んでプールの床と密着させます。
その後、やさしく水をまき、
太陽シートというアルミ蒸着されたシートをかぶせて、ハウスを閉め切ります。
このシートは太陽光を反射させて、中の温度が上がりすぎないようにするものです。
出芽の促進と揃いが良くなるので、当農場では例年このスタイルで行っています。