昨秋、試しに小カブの移植栽培をしました。(関連記事「小カブ栽培 イレギュラーな試み」)
その小カブ、2月2日現在の生育状況です。
各区とも、右が市販の「みやまこかぶ」、左が自然農法試作品種で、上が直播き栽培、下が移植栽培です。
C1区(堆肥・ボカシ肥・緑肥作物・土壌動物・植物根による育土、関連記事」「育土比較のC圃場」)
C2区(有機施肥・耕耘・単作による育土、関連記事「C圃場の育土方法(他の2つの方法)」)
C3区(敷草・不耕起・雑草草生による育土、関連記事「C圃場の育土方法(他の2つの方法)」)
畑の地力差も影響したようですが、やはり直播きした小カブに比べると小さかったです。
「小カブは直根性なので移植には向かない」…この定説どおりの結果でした。
ただし、C1区のように、土壌条件によっては移植栽培でもそこそこ育つ可能性もありそうでした。
移植栽培は手間がかかりますが、発芽するまで集約管理するので発芽を揃えられる利点は確かです。大規模栽培での導入は厳しいですが、家庭菜園では一つの方法かもしれません。(H.Y.)