公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

水栓ボックスのカエルは……2019.1.23

二十四節気はいよいよ大寒に入りました。さて、昨年11月5日に掲載した水栓に身を隠すカエルはその後どうしたのでしょうか?

水栓の蓋をあけるとまだそこで冬眠していました。もちろん生きています。

写真 (1)

そんなに水栓ボックス内は暖かいのかなと思い、水栓ボックス内と外の気温を測定してみました。

1月21日08:53 内:5.1℃ 外:4.3℃

写真 (2) 写真 (3)

11:43 内:10.6℃ 外:7.1℃

写真 (4) 写真 (5)

14:08 内:9.2℃ 外:11.4℃

写真 (6) 写真 (7)

17:05 内:7.9℃ 外:4.9℃

写真 (8) 写真 (9)

1月22日 6:05 内:5.7℃ 外:6.3℃

写真 (10) 写真 (11)

水栓ボックス内は寒風が入らないので暖かくなりがちですが、必ずしも外側が寒いわけではないようです。

虫の冬眠といえば土の中がまず思い浮かぶところですが、カエルが冬眠場所を選ぶ選択基準は専門家でもはっきり分かっていないようです。

参考:新江ノ島水族館「えのすいトリーター日誌(2007.10.13)

水栓ボックスのカエルが動き出す日は何月何日で、その日の阿久比町草木の最高気温は何度か?引き続き観察を継続中です。(H.Y.)

圃場だより