公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

研修生が種もみの温湯消毒と塩水選を実習2018.4.11

今日は、水稲栽培・野菜栽培・自家採種の各コースの研修生全員が、三木研究員の指導のもと、種もみの温湯消毒と塩水選を実習しました。温湯消毒は、種もみを60°cのお湯に10分間浸して消毒するもので、自然農法や有機農業で行われています。寮の浴室の浴槽を利用して行いました。

まず、種もみを浸す前に湯をかけます。これは、いきなり種もみを湯に浸して、湯温を下げないための工夫です。

 

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次に、種もみを袋ごと、湯の中に入れます。そして、湯を適量出しながら、湯の温度を60°cに保つようにします。

 

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最後に、種もみを浴槽から出して、トレイに移して水で冷やし、その後、脱水作業を行いました。

 

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続いて、場所を変えて種もみの塩水選を行いました。これは、1.13の濃度の塩水に浸して、浮き上がってくる種もみを排除して、健全な苗を育てるための大切な作業です。

研修生は、種もみを塩水が入った容器に入れ、浮き上がってくる種もみを確認して、回収の作業を行いました。

 

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圃場だより