カリブ海の国バルバドスから農家など25名が来場し、農場を視察した後、徐研究部長から講義を受けました。これは、ニュージーランドに本拠を置くTraining and Technology Transfer (TTT) という国際的な開発管理団体からの依頼を受けた見学受入とのことです。
TTTは、この訪問研修プログラムの手配を請け負っていて、プログラムの焦点は、気候リスク管理、低排出農法、IPMを含む有機農業技術といったclimate-smartagriculture(気候変動対応型農業)や、農業開発に関連する他の分野です。このプログラムにより、バルバドスの20名の農家が、UNDPのJ-CCCPプロジェクト資金で日本を訪問したのです。日本・カリブ共同プロジェクトの意図は、バルバドスの農家が困難な気候変動に対応できる能力を強化することです。
代表団の関心事項は、①有機農業による解決策、②自然環境保護のための生態学的原理でした。