先週、B圃場のサトイモを収穫していたら、イモの付近にミミズが絡んでいました。
細かい種類はわかりませんが大きさからするとフトミミズ属になる種類でしょうか?
この畑は2年前までは水田栽培だった場所で、これまでフトミミズは見たことがありませんでしたが、サトイモ栽培にあわせて堆肥を入れ始めたことで、ミミズのエサとなる土壌有機物が蓄積されてきた証でしょうか?
もうひとつ、ニンジンの生育状況をみていたら、葉がなにかにかじられていました。
地際をみると糞がおちていました。落ちている糞跡をたどって虫を探したところ、糞跡の先にいたのは小さいヨトウムシでした。
主因がこのヨトウムシなのかは断定できませんが、ニンジン生葉はヨトウムシの食草のようで、絶好の餌場だったのでしょう。
ミミズとヨトウムシ、どちらも植物をたべる生きものです。
ですが、前者は遺体となった植物(堆肥)を食べ、排出される糞は団粒化の助けになって良土づくり貢献することは周知のとおりです。
では、後者のヨトウムシは生きた植物の茎葉を食べることで、自然界に果たす役割は‥‥?
このことがわかる(実感できる)と自然農法がより楽しくなるかもしれないと思ったこの頃でした。(H.Y.)