公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

奈良県からの農場見学者受け入れ(+水稲成熟期調査)2017.9.14

非常に強い台風が近づいてきています。当地は17日に最も影響しそうな予報です。

各地に大きな被害が出ないことを願います。

 

さて今日は、農民運動全国連合会奈良県北和センターの20名の皆さんが見学に来られました。

無農薬・無化学肥料栽培をしている方、不耕起栽培をしている方もおられる中、当センターの自然農法の特徴を知りたいとのことでした。

そこで、まずは当センターが育成・頒布している「自然農法の種子」についてご紹介し、続いて、いつものようにC圃場の3つの育土方法の違いを例に育土のお話しと、タマネギの試食をしていただきました。区画毎にタマネギの味の評価がはっきりと分かれ、C3区(3つ目の方法)のタマネギがおいしいとの評価をいただきました。

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続いて水稲栽培では、当センター育成の水稲品種「はたはったん」の栽培圃場をご案内し、自然農法水稲栽培、育成品種の特徴についてご紹介しました。

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1時間という時間の中、すべての興味・関心にお応えすることはできなかったかもしれませんが、自然農法のエッセンスを凝縮してお伝えすることができたかなと思います。事務局の方からは「時間を作ってまた来させていただきたいと思います」との言葉をいただきました。

お土産に、奈良県農民連で作っておられる「神農茶」(3年以上伸ばした新芽を薪の火だけでじっくり炒りあげ、半年以上熟成してから再度火入れをしたお茶)と、「みんなで米めん」(奈良県産ヒノヒカリ 栽培期間中化学農薬・化学肥料不使用 グルテンフリー)をいただきました。ごちそうさまです。

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また、先週に続き、早植えの水稲栽培圃場(B2圃場・はたはったんと一部コシヒカリ)の成熟期調査を行いました。

台風が来る前、明日には稲刈りをする予定です。

 

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圃場だより