【2017.8.24】一部追記しました。
東海三県では朝晩不安定な天候が続き、各地でゲリラ豪雨が発生しているこの頃です。
そんな中、昨日(19日)は夏らしい青空の下、大阪府枚方市を拠点に11年間自然農法勉強会を継続しているグループ(枚方自然農法塾)の方が来場されました。枚方自然農法塾では「誰もが取り組める自然農法」を目標に、毎月1回集まって情報交換会や視察研修、会員各自の菜園で持ち回りの現地研修をするなどして学び合いを深めています。当農場の前身、京都農場時代からお付き合いのあるグループで、この春加入した新規のご夫婦を含め、6名での来場でした。
まず、知多草木農場や自然農法の概要について説明しました。
その後、3つの育土方法の比較検証を行っているC圃場で、それぞれの区画の土壌・作物の生育・病虫害・土壌生物・野菜の味の環境ウォッチングを行いました。
特に新規のご夫婦は、土の見方がわかり参考になったとおっしゃっていました。
その他、畑作・水稲栽培をお見せしました。
最後に、座談会形式で圃場や皆さんの菜園についての質疑応答と情報交換会を行いました。
最後に自然農法や有機農業の哲学である「土は生きている」は何を意味するかを考えました。①植物の根が酸素を吸収し、二酸化炭素を出す、②土壌生物が生息している、③ホメオスタシス(恒常性)、のようなキーワードを中心に皆さんと共有しました。
当日は炎天下のなか、皆さん熱心に見学&勉強をされ、その姿に惹かれてスタッフH.Y.も暑さを忘れてご案内しました。