公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

ナスの更新剪定2017.7.27

今日、ナスの更新剪定を行いました。更新剪定は言い換えれば切り戻しということになります。

中間地から暖地では夏の高温、虫害による品質への影響があることから、一度この時期に更新剪定を行い、実を取らずに3,4週間ほどの間、樹勢を回復させる方法があります。

当圃場では、この時期になると高温によって退色果が出やすくなったり、樹勢が弱まるとニジュウヤホシテントウ、カメムシなどの虫害が多くなります。

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適度な摘果作業と合わせて、秀品率が8割を超え順調に収穫できていましたが、この1週間くらいの間秀品率が5割くらいに落ちてしまい、樹勢が少し落ち気味で、虫害が目立つようになりました。上の写真はニジュウヤホシテントウの幼虫と成虫です。

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更新剪定の方法は、太い枝4本くらいを残し、1枝あたり2芽残してそこから上は全て切ります。上の写真がbefore、afterの写真です。随分と短くなったのが分かります。

さらに、写真で分かるようにマリーゴールドが植えてあるのは、天敵の住処にしようとしている意図があります。ナスの花がないこの時期にも天敵が住み着く圃場環境になればと思っています。

ナスのお盆休みといったところでしょうか。(D.A)

 

圃場だより