今日は、野菜栽培、水稲栽培、自家採種の3コースの研修生全員で、当センターが育成したニンジン「筑摩野五寸」の種子の生産圃場で、摘花作業を行いました。最初に、育種課の田丸研究員から、1本のニンジンで、生育具合を見ながら、天花と子花を合わせて5~6個の花を残し、残りの小さい孫花は摘花するという説明を受けました。これは、種子の成熟具合を良くするためです。
下の写真が、茎の一番上に咲く天花で、その下の写真が、子花です。
研修生たちは、最初は田丸研究員に、1本ごとに質問する姿が多く見られました。そして、1本1本の株について、慎重に作業を続けていきました。