今日は、夏の照り付ける日差しの中、展示圃場において、研修生がハンマーナイフの操作の実習を行いました。ハンマーナイフとは、強力な草刈機のことです。かなり太い枝や実も細かく粉砕してくれます。その後に耕運機で漉き込めば、作物残さ(収穫後に残った作物の枝や葉など)の有効利用ができるため、自然農法や有機農法では大変重宝する農業機械です。実際に、農業試験場の圃場では、作物残さをハンマーナイフで細かく砕いた後に、鋤きこんだだけで次の作物を栽培している所もあります。ハンマーナイフを使用する前の畑の様子です。カボチャの残さであるツルが縦横無尽に伸びています。
ハンマーナイフを使用した後は、すべての残さが細かく刻み込まれて、鋤き込みやすい状態になっています。