真夏の猛烈な暑さから一転、少し涼しくにわか雨もふる天候に変わってきた知多草木農場です。
輪作の展示栽培を行っているA圃場の一画では、ピーマン類(万願寺甘とう、自生えピーマン、京みどり)の展示栽培を行っています。
ピーマン類はA圃場との相性がいいらしく、毎年よくできています。先日見学に来られた方からは「試食用にもらったピーマン・万願寺甘とうを食べてみたが、ずいぶん甘みがあってとてもおいしかった。」と評価をいただきました。
そんなピーマン類の栽培ですが、知多草木農場では、過去に農家さんから教えてもらった方法で栽培しています。
定植後、直管で枠を組み、そこにフラワーネットを張ります。花きやアスパラ栽培用のネットです。
あとはそのまま放っておけば、自然にネットの目の中に枝が伸びてきて誘引いらずというわけです。
通常は2段ネットを張るところを、今年は1段でやってみましたが、風で折れるなどの被害はほとんど出ませんでした。
株数が少ない場合はあまり効果がないかもしれませんが、ある程度の株数がある場合は誘引の手間がずいぶん省けます。
一度試してみてください。