いよいよ夏本番の暑さが訪れた農業試験場で、今日は三木研究員が、研修生を対象に稲の生育状態を学ぶ研修を行いました。展示圃場の稲と慣行農法の稲を1本ずつ、葉を1枚1枚取って貼り付け、稲穂も分解して穂の数を調べ、生育状態を比較しました。葉の色や長さによって、その時の土の状態が分かるという点や、最初のころの節間の長さが、その後の倒伏するかしないかに影響してくるという点などについて、三木研究員から説明があり、研修生たちも真剣に学んでいました。