公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

普通期あいちのかおりの生育調査2016.7.30

梅雨は明けましたが、蒸し暑い日が続いています。

今日、知多草木農場では、普通期(6月20日田植え)のあいちのかおりの生育調査を行いました。

中でも、M圃場では、秋~春の裏作緑肥(レンゲとヘアリーベッチ)が稲の生育にどう影響するかを比較しています。

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↑4月16日、すき込み直前の緑肥の様子(左側:レンゲ、右側:ヘアリーベッチ)

 

稲の茎数を調査したところ、レンゲ跡で32.5本、ヘアリーベッチ跡で28.7本(12株/㎡)でレンゲ跡の方が多くなっていました。

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また、今後の追肥量を決めるために、ヨード反応による診断を行いました。

一番背の高い茎の上から3番目の葉しょうを取って、約1%のヨウ素カリウム液に30秒ほどつけ込み、5分ほど待って染色された長さの割合を調べました。

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葉しょうの染色率は、レンゲ跡で58.7%、ヘアリーベッチ跡で53.4%でした。

この結果をもとに、ボカシの量を計算して追肥を行いました(窒素成分で、レンゲ跡:2g/㎡、ヘアリーベッチ跡:1.5g/㎡)。

今後の生育が楽しみです。

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圃場だより