公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

カボチャと桃を収穫しました!2016.7.20

今日も晴天で暑い一日となりました。

今日は、C圃場のカボチャを収穫しました。

C圃場では、育土方法の比較検証を行っています。コンセプトの異なる3種類の育土方法を6年間続けています。

堆肥やボカシ+緑肥草生による育土のC1区、有機JAS対応資材を一般的な施肥計算に基づいて施用し、大規模・集約的な育土のC2区、圃場内や周辺の草のみを地表に被覆し続ける育土のC3区です。C1区とC2区は株間40cm、C3区は株間80cmの疎植にしています。

先週と今日ですべてのカボチャの収穫を完了しました。

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↑緑肥の中から発見!(C1区)

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↑次々に見つけ出して収穫していきます。

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↑C2区のカンリー2号。立派な実が取れました。

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その後、風乾のためにハウス内に並べました。

 

【各区の果実の比較】

C1区とC2区は比較的小ぶりで大きさにばらつきがありました。

C3区は疎植のため果数はないものの、1果の重さはほかの区の1.5~2倍ありました。

敷草だけの育土で、これだけ立派なカボチャを育てる力を土が発揮してくれていると考えると、わくわくしますね。

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↑自然農法育成品種の「カンリー2号」(左から順にC1区・C2区・C3区)

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↑市販品種の「ほっとけ栗たん」(左から順にC1区・C2区・C3区)

 

知多草木農場のA圃場には、地主さんが植えていた桃の木があります。

過去5年間は、実がなるところをほとんど見たことがなかったのですが、今年は実付きがよく、桃の摘果・袋がけは初めての経験でしたが約700個の実に袋がけをしました。

こちらも先週と今日でほぼ収穫を完了しました。

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700個の内、大半は実になりませんでしたが、商品になりそうなものが約70個取れました。

知り合いの桃農家さん曰く「無農薬なら10分の1取れれば御の字」とのことで、まさにそのような結果になりました。

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傷や虫害のものは、桃ジャムにしていただきました。

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圃場だより