7月9日、夜中から朝にかけて60mmの雨が降り、見学者の受入が心配でしたが、さすが草生栽培。圃場に入ることもでき、ほとんどぬかることなく野菜の収穫もできました。
7月10日の当日は、さわやかな青空がひろがりました。遠路はるばる福井県勝山市から「とんぼ楽農舎」の水稲農家さん、畑作農家さん、家庭菜園実践者の皆さん総勢51名をお迎えしました。
はじめにバスの窓越しに田んぼを眺めながら圃場概要について説明を行い、さっそく3つのグループに分かれて圃場を見学していただきました。
水稲グループは、水稲農家さんの田んぼと当圃場が共通してる粘質土壌で排水の悪いという特徴が話題となり、代かきの程度によって雑草の生え方が異なることや水管理や落水のタイミングなど秋の収穫に向けての対策等についての質疑応答や意見交換を行いました。
畑作農家、家庭菜園グループの方には、異なる栽培環境や育土法によるカボチャの成育の現状をご覧いただいたり、トマト、ナス、ピーマンなどの果菜類の栽培について説明いたしました。
また、自然農法センター育成のキュウリ4品種を試食していただき、味や食感の違いなど体感していただきました。
みごとに全ての品種を当てられた、すごい味覚をお持ちの方もいらっしゃいました。皆さん、ゲーム感覚で楽しまれていました。4品種中、特に2品種に多くの方が好感を持たれたようですが、試作品種がその一つでした。
【7/20追記】本日、上記の見学会に参加された方から、「試食用にもらったピーマン・シシトウを食べてみたが、ずいぶん甘みがあってとてもおいしかった。栽培方法をもっと詳しく知りたい。」と電話で問い合わせをいただき、一通りお話をさせていただきました。