モチきびは、日本古来からの雑穀の一つです。健康に不可欠なタンパク質とミネラル
食物繊維が豊富ということで、栄養機能食品等として、お店で目にすることが多くなりました。
一人の研修生は、本研修終了後、就農して、雑穀類を栽培して販売することを目指しています。
現在は、研修生専用圃場で、自らモチきびを栽培・収穫して、脱穀方法を試行錯誤で試して、
より効率的な方法を探しています。
◆収穫前のモチきび 背丈は2mにもなります。
◆脱穀中のハウス風景
降雨に影響のない、ハウス内に移して、作業の効率化を図ります。ただ、湿度変化により
作業効率が変わるようです。研修終了後の17時以降に、手作業で脱穀中。
今のところ、機械脱穀より、手作業による脱穀で丁寧さを追求するようです。
◆脱穀後のモチきび
黄色い楕円形の粒がモチきびの実で、2㎜弱の大きさです。薄緑のものは、実を包んでいた殻です。
混ざった状態の物を、唐箕(とうみ)という機械にかけると、実と殻が選別されます。
残った実は玄穀の状態ですので、これを小型の籾すり機に通すと、表面の皮がとれて、ようやく「モチきび」
の誕生となりました。
◆10月1日の月は三日月
◆おまけ 明日を見つめる?カエル (実際は、太陽の熱で体を温めているのでは・・・)
《研修生》