公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

サトイモ畝立て2018.3.9

3月3日のひな祭りを過ぎ、草木農場の畑も新年度にむけて畝立てシーズンです。

先日、2年前から田畑転換地したサトイモ圃場の畝立てをしました。

粘土質土壌では、畝間湛水すると栽培途中の中耕培土はできないので、昨年と同様に植え付ける前に30㎝~35㎝の高畝を立てました。

昨年は2月中旬頃に堆肥をトラクターですき込み、3月下旬に畝立てをしましたが、降雨続きで培土機が使えず手作業で行いました。結果、作業時間は1a(100㎡)で18時間くらいかかりました。

写真1 ←昨年の様子

 

そこで今年は雨が少なく土がよく乾いている2月末に堆肥施用して、トラクターによるすき込みはしないで即、畝立てしました。

写真2

写真3

培土機が使えたので、作業時間は鍬での手直しも含めて2時間半くらいでした。

写真4

その後、一雨当てて、黒色マルチをしました。

写真5

2年前まで水田だったこの圃場は、耕盤層がまだ堅く残っているので畝間は湛水状態となり、マルチ張りには作業時間をやや費やしました(1aで4時間くらい)。
ですが、昨年の手作業による畝立てに比べると肉体的にも精神的にも易しかったです。(H.Y.)

圃場だより