秋耕起をしない田んぼの冬期管理
12月に入り寒い日が続きますが、来年の水稲栽培にむけてぼちぼち管理するこの頃です。
さて、L圃場ですが、過去ブログ(その3.EMボカシの田面施用)で紹介したように、土が乾かないため、秋耕起はせず、EMⅡ型ボカシを田面に散布だけして、稲わらは春まで田面で風乾させています。
しかし、ひこばえをこのまま放置して春にすき込んだ場合、茎葉がなかなか分解せず、田植え後、除草機に絡む場合があります。さらにひこばえの穂が稔って脱粒すると雑草イネになり、来年のお米の商品価値を落とすことも懸念されます。
そこで、年内にモアで株際を粉砕しました。
この作業にかかった労働時間は水田面積約7aに対し、スパイダーモア(排気量79.4CCの)を使って約70分でした。
※田面が十分に乾いて(固くなって)いることを確認してから行うことが基本ですが、もしぬかるみにはまった時に大きいモアでは脱出するのが大変なので、用心して小さいモアを使いました。(H.Y.)