知多草木農場で唯一トマト栽培を行っているA圃場では、今年の収穫が本格的に始まりました。
水はけが非常に悪く、地下水位の高いA圃場で、いかにトマトを栽培するかということで、昨年簡易雨よけを設置し、高畝を立てた上に土を入れたコンテナを置いて超高畝栽培を実施してきました(一部メロンの立ちづくりも試しています)。
コンテナはそこが網目状に抜けているタイプを使用しているので、ある程度成長した時に根はコンテナを出て畝の中にも張っていきます。
昨年は水やりの感覚がつかめず、途中までは調子が良かったのですが、収穫が始まった頃から一気に病気に冒されました。その原因の一つがコンテナ内の土の過乾燥ではないかという予想を立て、今年はコンテナの周りを段ボールで囲い、土が乾きすぎない様に工夫しました。
先週から今週にかけて、当地では55mm(21日)、20mm(25日)、25mm(30日)とかなりの量の雨が続いていますが、その中でがんばってくれています。
栽培しているのは、自然農法品種の中玉トマト「メニーナ」とミニトマト「チャコ」です。ヘタも元気で、赤と緑のコントラストがとてもきれいです。特に今年のチャコは味が濃厚でおいしいと職員間でも話題です。水洗いしてみたところすべて沈みました。
トマトの隣のトウモロコシも収穫しました。
若干取り遅れ感がありましたが、粒揃いもよく、早速ゆでておいしくいただきました。