梅雨の晴れ間を利用して、当センターが育成したコマツナの品種「新戒青菜」の種子の収穫と調整作業が行われました。育種課の圃場の一角で、簡易雨除けが張ってありました。
「新戒青菜」のサヤは非常にはじけやすいので、慎重に根元で刈り倒し、ビニールシートの上に載せます。そして、靴を履き替えて、上から踏みつけると、サヤが次々にはじけて、タネが出てきます。
その後、茎の部分をどかして、残ったサヤとタネを容器に入れます。
容器のサヤとタネを篩(ふるい)に入れて、タネを下に落として、サヤを除けていきます。だんだんと目が細かい篩に通していくと、最後にタネが残ります。この「新戒青菜」は家庭菜園実施者からは、大変人気のあるタネです。