ハウスでは、各チームが苗の鉢上げ作業を行っています。今日は、野菜栽培コースの研修生が、トマトの鉢上げ作業を行いました。まず、ポットに指2本を入れて植え穴を開けます。品種は、当センターの育成品種の「妙紅」「紅旬」と一般品種の「桃太郎エイト」です。
その作業の最中に、千嶋研究員がセルトレーで育ったまだ小さなトマトの苗を1本1本丁寧に引き出します。そして、植え穴に入れていきます。
その後、研修生が、苗の周囲の土を寄せていきます。この際、苗の土が周囲より少し高めになるようにします。これは、トマトの根が斜め下に伸びる習性があるため、より根を伸ばす場所を広げるためです。最後に、小さなジョウロで1本1本丁寧に水やりを行いました。
今日は、自家採種コースの研修生も、原田研究員と共に苗の鉢上げの作業を行っていました。
水稲栽培チームの研修生3名は、当センターで収穫した米の籾摺り作業の実習を行いました。かなり大がかりな機械です。