公益財団法人 自然農法国際研究開発センター 公益財団法人 自然農法国際研究開発センター

自然農法技術交流会2017

平成29年度の自然農法技術交流会はすべて終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

自然農法技術交流会は、自然農法や有機農業を実践されている方、あるいはそれらを目指す方や関係者の方々が、各地の特色ある風土や自然条件を生かした農業の実践事例を題材として、自然農法や有機農業の実際に触れて様々な経験や情報交流することを目的に開催いたします。今年度は、大学をはじめ有機農業を推進する公的機関や民間団体と連携しながら、全国7会場での開催を予定しています。

本交流会が技術の向上や意識の共有、仲間づくりにとどまることなく、自然農法(有機農業)が環境を保全し、人々の健康を維持増進する農法として、お住まいの地域への情報発信の一助となることを願い、皆様のご参加をお待ちしております。

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平成29年度 開催地一覧
各会場の詳細は随時追加していきます。

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開催日 会場名(開催地)
7月12日(水) 滋賀会場(滋賀県長浜市)
7月20日(木) 愛媛会場(愛媛県松山市)
7月22日(土) 広島会場(広島県尾道市)
8月5日(土) 福井会場(福井県越前市)
8月8日(火) 静岡会場(静岡県藤枝市)
8月28日(月) 宮城会場(宮城県登米市)
8月30日(水) 栃木会場(栃木県野木町)

 

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自然農法技術交流会 宮城会場

日時 8月28日(月)13:00~17:00
開催地 宮城県登米市(浅水ふれあいセンター)
テーマ 肥料や農薬に頼らない水稲栽培
視察受入農家 及川正喜氏【自然農法実証圃場のモニタリング
カメラマンから自然農法で就農して実施14年目。約8haの有機JAS認定農家。収穫したお米のほとんどを棒掛け(自然乾燥)させて、インターネットを通じて販売する。稲ワラは全量持ち出して春に未熟な有機物を残さず、早期入水・微生物資材を活用した長期湛水複数回代かき・湛水(無落水)田植えで抑草。約7割の水田で一度も除草に入らずに抑草できている。抑草が十分でなかったところは自家製除草機で除草する。
スケジュール等 詳細案内をご覧下さい。
参加費 1,000円  ※参加費は当日受付にてお支払いください。
募集人数 30名  ※募集人数に達し次第、申込受付を終了いたします。
後援 東北農政局、宮城県、NPO法人有機農業参入促進協議会

 

自然農法技術交流会 栃木会場

日時 8月30日(水)13:00~17:00
開催地 栃木県下都賀郡野木町(佐川野上集会所)
テーマ 肥料や農薬に頼らない水稲栽培
視察受入農家 舘野廣幸氏
自家で農業に従事。1992年頃より有機農業をはじめ、田の草を活用した水稲栽培実施(約8ha)。NPO法人日本有機農業研究会理事、NPO法人民間稲作研究所副理事長、NPO法人有機農業学会理事、有機農業ネットワークとちぎ代表、埼玉大学非常勤講師等を務める。主な著作として「有機農業・みんなの疑問」、「解説 日本の有機農法―土作りから病害虫回避、有畜複合農業まで(共著)」、「いま、日本の米に何が起きているのか(共著)」
スケジュール等 詳細案内をご覧下さい。
参加費 1,000円  ※参加費は当日受付にてお支払いください。
募集人数 30名  ※募集人数に達し次第、申込受付を終了いたします。
共催 NPO法人民間稲作研究所、有機農業ネットワークとちぎ
後援 関東農政局、NPO法人有機農業参入促進協議会

 

自然農法技術交流会 福井会場

日時 8月5日(土)13:00~17:00
開催地 福井県越前市(大塩コミュニティーセンター)
テーマ 肥料や農薬に頼らない水稲栽培
視察受入農家 農事組合法人高山農園
元々、建築業を営み、兼業で水稲栽培を行っていたが、孫に農薬や化学肥料を使わないお米を食べさせたいと自然農法を始めたのが直接のきっかけ。将来的に農業を法人化したいとの思いに家族が賛同し、水稲栽培の面積を増やして建築業を徐々に減らし、2014年4月に農事組合法人高山農園がスタート。全耕地23ha(97枚)中、自然農法実施面積は2.3ha(9枚)。その内の1.5haが有機JAS認定圃場となっている。。
スケジュール等 詳細案内をご覧下さい。
参加費 1,000円  ※参加費は当日受付にてお支払いください。
募集人数 30名  ※募集人数に達し次第、申込受付を終了いたします。
後援 農林水産省北陸農政局、NPO法人有機農業参入促進協議会

 

自然農法技術交流会 静岡会場

日時 8月8日(火)13:00~17:00
開催地 静岡県藤枝市(青南町公会堂)
テーマ 肥料や農薬に頼らない水稲栽培
視察受入農家 松下明弘氏
1996年から専業農家になり、2000年に有機JAS取得。巨大胚芽米カミアカリを育成し、品種登録を行う。2013年「ロジカルな田んぼ」を出版。2014年 農水省環境保全型農業奨励賞を受賞、自然農法実施21年、自然農法実施面積820 a(全耕地820 a)。
スケジュール等 詳細案内をご覧下さい。
参加費 1,000円  ※参加費は当日受付にてお支払いください。
募集人数 30名  ※募集人数に達し次第、申込受付を終了いたします。
後援 関東農政局、静岡県、NPO法人有機農業参入促進協議会

 

自然農法技術交流会 滋賀会場

日時 7月12日(水)13:00~17:00
開催地 滋賀県長浜市(虎姫時遊館)
テーマ 肥料や農薬に頼らない水稲栽培
視察受入農家 吉田農園
前職で生ごみ処理に微生物資材を活用する機会があり、環境問題に興味を持ち、微生物資材を活用する水稲農家を視察したのがきっかけ。実家が農家であり、15aを試しにやってみると非常にうまくいき、農業を継い2017自然農法技術交流会 滋賀会場詳細で本格的に始めた。自然農法実施歴18年。全耕地約40ha(150枚)中、自然農法水稲栽培面積は約17ha(82枚)。
スケジュール等 詳細案内をご覧下さい。
参加費 1,000円  ※参加費は当日受付にてお支払いください。
募集人数 30名  ※募集人数に達し次第、申込受付を終了いたします。
後援 近畿農政局、滋賀県、NPO法人有機農業参入促進協議会

 

自然農法技術交流会 広島会場

日時 7月22日(土)13:00~17:00
開催地 広島県尾道市(倉戸集会所)
テーマ 肥料や農薬に頼らない水稲栽培
視察受入農家 門田巧氏
福山市出身で愛知県豊田市にて大手自動車メーカーに勤めていたが、生産性・効率を最優先とする職場に合わず、機械ではなく自然に囲まれた人間らしい仕事である農業や食に携わることをしたかった。そんな折に、合鴨農法のことを知って、やってみたくなり41歳で脱サラし、御調町に移住して農業を始めた。初めて借りた田んぼは4枚で30a。20年後の現在は260aでコメ・ムギ・ダイズ・野菜で全面有機栽培を行う。
スケジュール等 詳細案内をご覧下さい。
参加費 1,000円  ※参加費は当日受付にてお支払いください。
募集人数 30名  ※募集人数に達し次第、申込受付を終了いたします。
共催 広島県有機農業研究会
後援 中国四国農政局、広島県、NPO法人有機農業参入促進協議会

 

自然農法技術交流会 愛媛会場

日時 7月20日(木)13:00~17:00
開催地 愛媛県松山市(愛媛大学農学部付属農場)
テーマ 肥料や農薬に頼らない水稲栽培
視察受入農家 国立大学法人 愛媛大学農学部付属農場
当農場は、生物生産の実際に立脚し、「農」の総合性に重点を置いた教員の研究を元に、学生の実習教育や地域農業の振興に力を注いでいる。現在、農学部の環境保全型農業プロジェクトの中核を担っている。環境に配慮した農業推進のため、試験研究課題に、外部エネルギー低投入持続的栽培法(LEISA)の技術体系確立に向けての農業生態学研究の一つとして、1995年より環境創造型農林業プロジェクトを発足させてマメ科緑肥をカバークロップとして用いた水稲栽培の研究を進めた結果、無農薬・無施肥水稲栽培を確立し、現在に至る。
スケジュール等 詳細案内をご覧下さい。
参加費 1,000円  ※参加費は当日受付にてお支払いください。
募集人数 30名  ※募集人数に達し次第、申込受付を終了いたします。
共催 国立大学法人 愛媛大学農学部
後援 中国四国農政局、NPO法人有機農業参入促進協議会

 

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